戻る

茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2026.02.13

駅と緑と絆の会
公園夢・プランで優秀賞
自給自足の取り組みが評価

  • 田植え(上)と収穫祭の様子=提供

    田植え(上)と収穫祭の様子=提供

  • 佐藤市長に受賞を報告

    佐藤市長に受賞を報告

 茅ヶ崎市西久保の五郎兵衛コミュニティパークを拠点に、野菜や米づくりを通じた地域の拠点づくりに取り組んでいる「駅と緑と絆の会」(鈴木國臣会長)が、このほど発表された「公園・夢プラン大賞2025」の「実現した夢部門」で優秀賞を受賞した。

 公園・夢プラン大賞は、(一財)公園財団が全国の公園緑地等で実施されたイベントや活動、これからやってみたいアイデア・プランを表彰するもの。

 同会の活動拠点になっている五郎兵衛コミュニティパークは、もともとJR相模線の新駅用地として市が取得した場所だった。

 しかし計画は進まず、草木が生い茂るなど荒れ放題になっていたという。鈴木会長は「ごみの不法投棄が相次いでいたうえ、放火も懸念されるなど治安面の不安があった」と当時を振り返る。

 そこで自治会が中心となって市と協議を重ねた結果、新駅用地の一部が暫定的に住民に開放されることに。2006年に同会が発足した。拠点の名称は地域に伝わる民話「河童徳利」の登場人物から取った。

太陽光発電も導入

 その後、会員らが土地を開墾し、水田で米作りを行っているほか、10種類以上の野菜や果物が栽培されている。花壇では季節ごとの花が咲き、住民の目を楽しませているという。また年間を通じて花見や収穫祭などのイベントが開催され、住民同士の交流の拠点ともなっている。現在会員は約40人。近年はファミリー層など若いメンバーも増えている。

 14年にはNPO法人ちがさき自然エネルギーネットワーク(ちがさきREN)の協力を得て、太陽光発電パネルを導入。パネルとパネルの間にすき間を設けることで、作物栽培と発電を両立させるソーラーシェアリングと呼ばれる仕組みで、井戸の水をくみ上げるポンプの電源として活用するなど「作物から電力まで自給自足できる公園」を実現している。

 2月5日には佐藤光市長に受賞を報告。佐藤市長は「豊かな発想をもとにした取り組みが評価されたことは素晴らしい」と祝福すると、鈴木会長は「行政のバックアップや住民の努力があってこその受賞と思っている。今後は綿から糸を作るなど、衣食住の『衣』の部分でも自給自足できる取り組みを考えたい」と話していた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS