平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.08.29
大磯町
「避難所運営」を訓練
町民主体で資機材運用
大磯町では、6月と11月に総合防災訓練を実施。梅雨前の6月は風水害、津波防災の日に近い11月は地震・津波を想定したもので、今年は「避難所生活環境の改善」をテーマに訓練している。
訓練テーマは例年、行政職員や自治会の自主防災組織、民生委員などの防災関係者と意見交換し設定。能登半島地震以降、避難所環境の整備に関心が向いているといい、昨年度は避難所となっている町内4小中学校と大磯高校に給水タンクを配備したほか、衛生環境整備の観点からマウスウォッシュ、乳児用の使い捨て哺乳瓶なども備蓄に加えた。
訓練のたびに町民が主体となって資機材の設置などができるようレクチャーしているといい、担当課職員は「改善点などをその都度共有して生かしている。皆さん熱心でありがたい。より多くの人に携わってもらえれば」と話していた。
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