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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.09.19

中井町
井ノ口小前の歩道橋撤去
歩道整備にめど

  • 撤去され柱だけ残っている歩道橋

 1969年度末に設置されて以来、50年以上にわたり町民に使用されてきた中井町の井ノ口小学校前の歩道橋が、9月中にも完全に撤去される。同校児童の通学路としても長年利用されてきたが、老朽化と耐震性の不足などの理由から、撤去が決定した。

 2012年度の調査でコンクリートの剥離や鉄筋の露出が確認され、16年には建設当時の規格では耐震性が不十分であることが判明。歩道橋から門扉もなく防犯上の課題も指摘されていた。近隣にある井ノ口公民館前の交差点の歩道の整備が今年度中にめどがたったことから撤去が決まり、すでに柱のみが残っている状態となっている。

通学路の安全対策

 歩道橋の撤去に伴い、町は松田警察署に校門から15mほど南寄りにある横断歩道を校門前に移し、信号機を設置することを要望。しかし校門に直結した横断歩道は飛び出しの危険性などから見通しは立っていない。そのため、地元ボランティアの子ども安全パトロール員や中井町交通指導隊の協力で9月から登下校時に、横断歩道に交通誘導員が配置されている。

 同校の津川由夏校長は「今後も子どもたちの登下校に皆様の見守りをお願いします」と話した。

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