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平塚・大磯・二宮・中井 教育

公開日:2025.10.17

国府小学校
「地産地消の良さ広めたい」
6年3組がマコモタケPR

  • アンダーバーガーに企画書を届けた児童ら

  • マコモバーガーの試作品

 大磯町立国府小学校の6年3組が、総合的な学習の時間で「地産地消の取り組みを推進する活動」を行っている。

 きっかけは、家庭科で栄養について学んだことと、国語で学校栄養士にインタビューをした際に、地産地消の取り組みを聞いたことだという。

 まず、大磯町の特産品について調査し、秋が旬の「マコモタケ」に目を付けた。10月初めには西小磯でマコモタケを生産する西方農園に、栽培方法や生産する上での工夫などを聞いた。10月21日から3日間、マコモタケを使用した給食が提供される予定という。

 児童らは地域にも取り組みを広げたいと考え、同校向かいにあるハンバーガーショップ「アンダーバーガー」とスーパー「ヤオマサ大磯店」に協力を依頼。アンダーバーガーでは、マコモタケを使ったハンバーガーを販売できることになった。10月9日には、アンダーバーガー担当チームが同店を訪れ、企画書を提出。通常のハンバーガーの間にマコモタケのスライスを挟んだ「マコモバーガー」が完成した。

 同店店主は「子どもたちの発想が面白いと思った。シャキシャキとした食感でおいしくできた」と自信をみせる。同バーガーは、10月25日(土)と26日(日)の2日間、限定販売される。

 またマコモタケの販路拡大のため、ヤオマサでの販売も決定した。販売の際には、マコモタケレシピ開発チームが考えたレシピカードも添えられる予定という。「ペペロンチーノやスープ、オイスター炒め、炊き込みご飯などを考えた」と担当児童。

 10月24日(金)には、町内にあるラジオ局・FM湘南マジックウェイブの「よじごじ」にラジオ放送担当チームが出演する。担当の児童は「地産地消の良さをPRしたい」と意気込む。

 6年3組の児童は「地産地消は、新鮮でおいしい、生産者の顔が見える、環境に良い、安く提供できるなどの利点があります。地産地消の大切さを多くの人に伝えられていきたい」と声をそろえた。

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