平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.10.17
夏の避難所 熱中症リスク
Vol.11 富士見地区 杉山純会長
大雨が降ると、度々浸水被害に遭ってきた富士見地区。「危険を感じたらすぐに避難所に逃げてほしい」と杉山会長は呼び掛ける。
平塚市立富士見小学校運動場で毎年11月に行う防災訓練では、消火器やチェーンソーの使い方を習得するほか、起震車体験などを実施する。昨年はマンホールトイレの組み立ても行った。「いざという時、人は気が動転してしまう。同じ訓練を繰り返し行うことが大事」と力を込める。
今年は同小体育館で11月9日(日)午前9時〜11時30分に開催する。市災害対策課と相談をして、今年は初めて避難所の設営を行う。受付の設置や避難者の受け入れ練習、居住空間の確保などを予定しているという。
「一番心配なのは、夏に災害が起きたとき。避難所4カ所の体育館全てに空調設備がないので、熱中症のリスクがある。避難所として機能させるために、市に協力をお願いしたい」と訴えた。
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