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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.11.14

ここいこすまいるるーむ
医師・看護師と連携
病児保育室が開所1年

  • ここいこすまいるるーむを利用する乳児と保護者

 病気中または病気の回復期の子どもを預かる病児保育室「ここいこすまいるるーむ」(平塚市岡崎238の1)が、11月1日に開所から1年を迎えた。同保育室は医療法人感謝の郷(小宮山学理事長)が運営。同法人のありがとうみんなファミリークリニックに隣接している。

 同保育室の2024年11月1日〜2025年10月31日までの利用件数は488件(登録者数339人)、利用人数は139人だった。内訳は1歳児が134件で最も多く、次いで0歳児が127件、2歳児が54件となっている。利用者の居住地を見てみると、平塚市内が415件、秦野市51件、伊勢原市19件と続く。症状は熱やせきなどの風邪が一番多く、胃腸炎やインフルエンザなどの利用もあるという。

 同保育室に勤務する保育士の栁田紀子さんは、「病気の子どもを預けてもいいのか不安に思う保護者もいる。クリニック併設で、医師や看護師との連携もとれているので、安心して預けてほしい」と呼びかける。同保育室では病児保育室がどのような場所か知ってもらうため、毎月第3土曜日に「ここいこサロン」を実施している。次回は11月15日の午後2時〜3時30分を予定。

 市内にはここいこすまいるるーむのほかに、病後児保育室なでしこ(宮の前)、麦・もんもん病児保育室(松風町)がある。市内在住または保護者が市内在勤・在学の生後6カ月児〜小学生が利用可能。施設利用には病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」でアカウントを作成し、予約時には医師連絡票が必要となる。

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