平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.12.05
平塚JC
「七夕発展させたい」
学生が市長に提言
平塚市にゆかりのある高校生や大学生などが市政の課題を考え市長に提言する「ひらつかタウンミーティング」が11月20日に市内で開催され、落合克宏平塚市長へ提言を行った。
学生らは、「湘南ひらつか七夕まつり」で誰もがグルメを楽しめるようにしたいと、飲食ブースにアレルギー食品の表示をすることを提案。実際に今年のまつりで、一部のブースで表示したと報告した。
これに対し落合市長は「実行力が素晴らしい。アレルギー表示は法律で義務化されていないので市としてすぐには進められないが、有意義な提案」と答えた。
同日は、まつりで短冊や飾りに関する寄付をした神奈川トヨタ自動車(株)の社員も出席。同社の櫻庭淳一さんは「自分は茅ヶ崎市出身なので七夕まつりには思い出がある。これからも地域に根差した活動を続けていきたい」と話した。平塚市在住の今村美央さん(西湘高校2年)は、「普段、市長やトヨタの方と意見交換をすることがないので、貴重な経験だった」と目を輝かせた。
主催した平塚青年会議所(平塚JC)の安藤慶理事長は「七夕まつりを続けることが目的ではない。どう発展させるかが大事なので、若い人に旗振り役として突っ走っていってほしい」と参加者にエールを送った。
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