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公開日:2026.09.25

金目中学校 今任葵選手 世界へ羽ばたけ若き右腕 U-15侍ジャパンに選出

  • 力強い直球と、切れ味抜群の変化球でチームを引っ張る今任選手(提供写真)

    力強い直球と、切れ味抜群の変化球でチームを引っ張る今任選手(提供写真)

  • 内野手としても選出されている(提供写真)

    内野手としても選出されている(提供写真)

 湘南ボーイズ(藤沢市)に所属する今任葵(いまとうあお)選手(平塚市立金目中3年)が、9月25日(金)からメキシコで行われる「WBSC U─15野球ワールドカップ2026」の日本代表に選出された。「世界一が目標」と意気込む。

 メキシコ・メリダで開催される同大会を前に、今任選手は「日本代表の責任と自覚を感じる。チームを頂点に導きたい」と、大会での活躍を誓う。

背負うはエースナンバー

 今任選手に与えられたのは、エースナンバーである背番号「1」。憧れのナンバーをつけることに、「チームのために全力で腕を振りたい」と決意する。

 持ち味は、最速135Km/hの力強いストレート。それに加え、切れ味の鋭いスライダーとカーブを織り交ぜ、打者を翻弄する本格派右腕だ。「ストレートを軸に優位なカウントを作れるのが自分のスタイル。どのコースへも強気に投げ込めるのが強み」と胸を張る。

原点はみずほ小

 野球との出会いは、みずほ小学校1年の時に父親と訪れたプロ野球観戦。こどもの日限定で配布されたキャップをかぶった瞬間、「野球を始めたい」と心が動いたという。

 入団したみずほ少年野球クラブの日々を「6年間、夢中になって白球を追いかけた。練習後も日が落ちるまで父とキャッチボールをしていた」と振り返る。

 自慢のストレートは、178cmの恵まれた体格から放たれる。「部員数が少なく、キャッチボールを繰り返した低学年時代が今に繋がっている」と分析する。「野球の楽しさと、仲間の大切さを学んだ。みずほ小で過ごした時間は私の原点」と笑顔を見せる。

挫折からの復活

 同クラブを卒団後、「日本一になりたい」という強い思いから、メジャーリーガーも輩出した全国屈指の強豪クラブ、湘南ボーイズへ進んだ。そして今春の全国大会で念願を叶え日本一に輝いた。「決勝では勝てないと思っていた相手に勝利し、自信になった」と振り返るが、大会前にはスランプに陥り、自信を失った時期もあったという。支えになったのはチームメイトの存在。「励ましてくれたおかげで覚悟が決まった。このチームで優勝する、自分が引っ張っていくと思えた」とマウンドに立つ覚悟を語る。

最高峰の舞台へ

 将来の夢はプロ野球選手と話す今任選手は、ワールドカップを前に、「海外の打者と対戦するのが楽しみ。かつてのライバルたちと同じユニフォームを着て、優勝を目指すことにもワクワクしている」と心待ちにする姿も。「周りの人に恵まれているからこそ、結果という形で恩返しをしたい。必ず日本に優勝トロフィーを持ち帰る」と日本の若きエースが、メキシコの地で腕を振る。

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