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吉田茂像と北の丸公園

〈寄稿〉文/小川光夫 No.60
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 吉田茂像は大磯だけではない。東京や高知県にもある。東京の銅像は千代田区内にあるが、時間的には電車で大磯駅から約1時間30分で着くところにある。東海道線に乗って新橋駅で東京メトロ銀座線に乗り換えて日本橋駅で降り、再び東西線に乗り換え竹橋駅で降りると一番近いが、新橋駅から都営浅草線の日本橋駅で降りて東西線に乗り換えても竹橋駅に着くことができる。竹橋駅からは東京国立近代美術館、国立公文書館前を横切って5分ほど歩いて行くと北の丸公園の入り口に着くが、公園入り口から5~6分で吉田茂像に辿り着く。なお、公園入り口に案内版が掲げられているのでそこで目的地を確認するとよい。大磯の銅像に比べ若々しく、赤銅色に光り輝いているので、晩年の吉田茂の特徴ある顔とは違って一瞬誰かと思うかも知れない。しかし右手にステッキ、左手に手袋(大磯の銅像は左手にパイプ)を持っている独特なポーズからしても吉田茂と分かるだろう。この銅像は戦後の日本を代表する彫刻家舟越保武(ふなこしやすたけ)の作と言われている。昭和53年に吉田茂生誕百年を記念して記念事業実行委員会が各界から寄付を募って昭和56年に閣議の了解を得て立てたものであるが、私はどちらかというと大磯のブロンズ像の方が晩年の吉田茂の顔に似ており親しみを感じている。しかしながら春先の北の丸公園は一面に桜の花が咲いていて美しい。吉田茂像は三方の桜の木に囲まれていて訪れる人達に感動を与えている。

 もう一つの銅像は、高知県龍馬空港の敷地内にある。あまり目立ったところではないので、全国的にはあまり知られていない。吉田茂像が高知県にあるのは、実父の竹内綱が高知県出身で、綱の五男が吉田茂であることがその理由である。以前、高知県議会で自由党が観光の振興を図るために、目立つところに移設しようとしたが、共産党員が「吉田茂は坂本龍馬や板垣退助とは比較にならないのでその必要がない」として反対したため、現在は畑の中にある。

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