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二宮ゆかりの画家 連載第14回 二見利節(としとき)・その生涯

公開:2012年10月5日

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文展特選の人に浜田庄司(陶芸)、棟方志功(版画)がいる。浜田の作の小花瓶に利節が上絵つけしたものである
文展特選の人に浜田庄司(陶芸)、棟方志功(版画)がいる。浜田の作の小花瓶に利節が上絵つけしたものである

日動画廊社長長谷川仁と利節

 利節の文展特選のころに日動画廊において、個展が開催されたが、その後は個展も開かれなかった。昭和四十年ごろになると長谷川仁はしばしば利節のアトリエを訪れている。一つは長谷川の郷里である笠間に芸術村を造り、そこに利節を呼び寄せることであった。もう一つは利節の作品を全部日動において取り扱うことが目的であったようである。芸術村への参加は、余りにも寂しすぎるという理由で、二宮を離れることをやめたという。

 このことがあって、利節の作品はすべて日動を経ることになった。どんなに望む人があっても、日動から求めるようにと、自分の手からは絶対渡さなかった。

 しばらくして、二階建てのアトリエが造られた。また毎月日動から横浜銀行二宮支店の彼の口座あてに送金されていたようである。ここで初めて人並みの生活ができるようになった。昭和四十四年四月、日動からの勧めだと思われるが、ヨーロッパヘの絵の旅が行われている。あこがれのピカソの絵に接して、得るところが多かったようである。 なお、利節はカトリック教会に行き、神父と宗教上の話もよくしていた。あるときはピカソヘの連絡を依頼したり、また手紙も神父を通じて出していたようである。返事が来たかどうかは不明である。

 昭和四十五年四月、第四十四回国画会展にヨーロッパ旅行で得た「イタリーの寺院」が出品されている。

※「二宮近代史話」(昭和60年11月刊行)より引用

 二宮町にアトリエを構え、創作活動に打ち込んだ洋画家二見利節(1911〜1976年)の生涯を紹介しています。
 

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