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3年ぶり 日米空手交流 カリフォルニアで小中学生ら

教育

公開:2018年4月13日

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公園で合同稽古に励む日米の子どもたち
公園で合同稽古に励む日米の子どもたち

 大磯町と湯河原町を拠点に活動する日本空手協会西湘支部こゆるぎ空手教室(浅井嘉彦支部長)に通う生徒たちが、春休みを利用して米国カリフォルニア州オレンジ郡で合宿を行い、現地の空手道場生らと交流した。同教室のアメリカ合宿は3年ぶり2回目。

 参加したのは小学5年生から高校2年生までの男女9人。3月21日から29日までの日程で渡米し、ホームステイで現地の生活を体験しながら同年代の道場生たちと空手の稽古に汗を流した。また稽古後にバーベキューを一緒に楽しむなど交流を深め、生徒の1人は「一生の思い出。日本の文化で外国の人とつながれることがうれしかった」と感想を話した。浅井さんは「言葉が通じなくても臆せず工夫してコミュニケーションをとろうとしていた。空手という共通項を通じて心をつなぐことができることを伝えたかった」と話す。

国超えた絆 次世代にも

 アメリカ合宿は浅井さんと、現地で空手道場を主宰するアルバート・チアさんの約束がきっかけとなった。約30年前、渡米していた浅井さんとアルバートさんは同年齢で背丈もほぼ同じ、何より空手を愛する者同志として意気投合、国を超えたこの絆を若い世代にも引き継ごうと「いつか互いの教え子を交流させよう」と誓い合った。3年前、浅井さんは13人の小中学生を連れて訪米してその約束を果たした。

 3年ぶり2度目の訪米に浅井さんは「準備が大変だが、子どもたちには大きな経験。空手が世界に広まっていることを直に目にすることで、これから日本で誇りを持って稽古を積めるようにもなる。そうして次の世代に日本の空手を守り伝えていってもらいたい」と思いを語った。

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