大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年2月22日号
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財政負担に懸念の声 二宮町が新庁舎説明会

社会

町民センターで開かれた説明会に集まった参加者
町民センターで開かれた説明会に集まった参加者

 町役場庁舎を生涯学習センターラディアン周辺に移転整備する方針を打ち出している二宮町は、新庁舎建設に関する町民説明会を2月16日と17日に山西小学校体育館など町内3会場で開いた。

 町民センターで16日午後に行われた説明会には約70人が参加。町職員から、昨年中にまとめられた新庁舎建設の基本構想・基本計画案の概要について説明があり、質疑応答に移った。

 「町の税収が今後どのように変化していくのかを示してほしい」「一般財源を圧迫すると、他の事業に影響が及ぶのではないか」。発言者の多くは、町財政や新庁舎整備の進め方、事業費の債務負担などを重要視し、町の計画案に疑問を呈した。「安全な庁舎は緊急の課題だが、コストの不安がある。町民の疑問や不安にこたえる説明会にするべきだ」「(庁舎建設の是非を)住民投票にかけるなど民意をくんで進めてほしい」などと意見をあげた。

 説明会には子育て世代の町民も集まり、子どもたちに負担を残すことを懸念する声も出た。「建て替えに反対ではないが、30年後の財政見通しが甘いのでは」「防災拠点としての新庁舎を、町民にとってメリットがある建物にするという説明をしてほしい」といった意見が寄せられた。小学生も手を挙げて「今の庁舎を壊した跡地は何に使いますか」と質問した。

 村田邦子町長は、阪神淡路大震災翌年の1996年に実施した現庁舎の耐震診断で耐震性能の不足が指摘されながらも、町は学校施設の耐震化を優先してきた経緯などを説明。「庁舎整備の基金を少しずつ積み立ててくるべきだった。資料を分かりやすいものに改善し、説明会を増やすなどして町民の理解を得られるよう努めていきたい」と述べた。

 現庁舎は78年竣工。計画案では庁舎本体に約21億6千万円、外構や現庁舎の解体などを含めた総事業費は約26億5千万円と試算している。

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