単身世帯や認知症の高齢者が増えるなか、二宮町は安心して暮らせるまちづくりを目指してセブン-イレブン・ジャパンと地域の見守り活動などに関する協定を締結した。
町内に3店舗ある同社のコンビニエンスストアが協力し、高齢者や子どもなどに異変を察知した場合は町や関係各所へ連絡して適切な支援につなげていく。高齢者の雇用と、従業員が認知症サポーターになるための養成講座の受講も促進する。
4月17日に町役場で締結式があり、村田邦子町長は「社会的インフラとして頼りにされているコンビニと連携を図り、異変の気付きをしっかり受け止めていく」とあいさつ。同社西神奈川ゾーンマネージャーの長岡進作さんは「地域に根差した貢献ができるよう取り組んでいきたい」と話した。
中井町は中井・中井井ノ口・二宮の3つの郵便局との間で、包括連携協定と災害発生時における協力に関する協定を4月25日に締結した。それぞれが持つ資源を提供し、地域の安全や安心して子育てができる環境を築いていくことが目的。
郵便局では、配達業務をしながら高齢者や登下校中の子どもたちの見守り活動を行うほか、道路に損壊箇所などの異常を見つけたときは町の担当課などへ情報を寄せる。
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