元中日ドラゴンズ投手の山本昌広さんが200勝達成を記念して創設した山本昌広杯少年野球大会で、二宮町の一色イーグルス(須藤嘉智監督)が初優勝を飾った。
今年で11回目を数えるトーナメント大会には、山本さんの出身地・茅ヶ崎市と近隣の4市2町から代表16チームが参加。茅ヶ崎公園野球場などを会場に、8月に3日間の日程で熱戦を繰り広げた。
一色イーグルスは東海岸さざなみ(茅ヶ崎)との1回戦で延長戦タイブレークへ。無死一塁、二塁から八木櫂音君(4年)の犠飛や松本凛君(6年)の二塁打などで5点を追加。10対7で制した。
2回戦のリトルアポロンズ(茅ヶ崎)にはバントヒットや盗塁、適時打を絡めて3点先制。三回に栁下清虎君(6年)がタイムリー2点二塁打を放った。マウンドでは加藤僚君(6年)と継投の松本君が2人で9つの三振を奪い、6対0で完封した。
準決勝は若草野球部(茅ヶ崎)と対戦。2点差を追う一色は三回表、4番須藤大智君(6年)のタイムリー二塁打で同点に追い付くと、続く四回以降もキャプテン縄健太郎君(6年)らが好調打線の活躍ぶり。10対3で五回コールド勝ちを収めた。
オール西鎌倉少年野球倶楽部(鎌倉)を迎えた決勝。二回裏に1点先取された一色は三回、粘り強く逆転に成功した。五回2死満塁のチャンスに6番高木健史郎君(6年)がこの試合2本目となる二塁打で一挙3得点。四球や連続ヒットなどで打者が一巡する猛攻を見せた。守備のピンチにも三振や内野ゴロ、フライに打ち取り、五回終了13対4でコールドゲームが成立。チーム初の山本杯を獲得した。
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