新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各地で施設の閉鎖やイベントの自粛などの措置が相次いでいる。大磯町でも3月7日から公共施設の臨時休館が始まった。
3月16日まで大磯町郷土資料館と旧吉田茂邸を休館。ふれあい会館、世代交流センターさざんか荘、横溝千鶴子記念障害福祉センター(行政窓口のみ開設)、福祉センターさざれ石(町社会福祉協議会は運営)、武道館、図書館本館と分館、生涯学習館は23日まで。横溝千鶴子記念子育て支援総合センターと石坂巻子記念子育て支援センターも23日まで休館するが、相談窓口は開設している。学校施設については、23日まで体育館のみ閉鎖し、グラウンドは通常通り開放する。
図書の貸出し急増
臨時休館前日の6日、大磯町立図書館には平日にも関わらず多くの利用者が訪れ、思い思いに好みの本を物色していた。同館では臨時休館中の返却については「開館後(24日以降)の返却で良い」とし、休館中の督促の対象にもならないとしている。返却ポストの利用は可能(紙芝居は不可)。なお資料の検索や予約など図書館ホームページ上のサービスは通常通り利用できる。
70代の男性は「普段も利用しているが、しばらく休館と聞いて普段より多めに借りに来た。コロナであまり外出しないほうが良いようなので、家でゆっくりと読書をしようと思います」と話していた。(3月9日起稿)
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