大磯・二宮・中井 社会
公開日:2020.12.25
平穏願い 新年へ準備
神社で「分散参拝」呼び掛けも
巫女さんも研修中
大磯町の六所神社では、新年に向けて巫女の研修が始まった。緋色の袴を身に付けたアルバイトの女性たちが、神社やお守りに関する知識、巫女の立ち居振る舞いや言葉遣いなどについて学んでいる。厄除けや家内安全を願う破魔矢の準備も始まり、マスク姿の巫女が破魔矢に来年の十二支のうしが描かれた絵馬を一つひとつ丁寧に取り付けていった。
また、神職が御殿でお守りをお祓いしたり、境内にある池の清掃や松の剪定、参拝の際に距離をとって並ぶことをお願いする看板の設置なども行う。同神社では「来年の初詣は節分までとお考え頂き、ゆっくりとお参りをして、より良い一年を迎えてもらえれば」と話している。
しめ縄掛け替え
二宮町の川勾神社では、すす払いが12月8日に行われた。総代役員たちが長い竹笹の先で拝殿の軒下のほこりを落とし、格子や窓の桟などを丁寧に拭き掃除した。
拝殿と御神木のしめ縄を新調し、直径約3mの茅の輪も作った。茅の輪には疫病を祓い除ける力があり、この輪を3回くぐると、半年間の穢れを祓って心身が健やかに清められるという。元町の八幡神社の関係者も川勾神社の境内で八幡神社のしめ縄をこしらえた。4〜5人がかりで藁束をよっては継ぎ足し、太い縄に編んでいった。
新型コロナウイルスの感染予防対策として、川勾神社では12月10日から幸先詣の受け入れを始めた。参拝客の「密」が生じないよう、大晦日の夜から元日早朝までは社務所を閉め、三が日の昇殿での祈祷は自粛するなどの対応を取る。同神社の二見直樹宮司は「いつお参りしても神様の御利益は変わりませんので、分散参拝にご協力をお願いします」と呼び掛ける。
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