大磯・二宮・中井版 掲載号:2021年2月19日号 エリアトップへ

コロナ禍 野菜市で生産者支援 廃棄防ぎ地場産を再評価

経済

掲載号:2021年2月19日号

  • LINE
  • hatena
幅広い野菜を生産する石井夫妻(左)と飯島さん
幅広い野菜を生産する石井夫妻(左)と飯島さん

 コロナ禍による農産物の需要低迷で苦境に立たされている生産者を支援しようと、大磯町内で民間主導の野菜即売会が企画されている。飲食店の時短営業などの影響で出荷先を失った農産物を販売することで食材廃棄を防ぐとともに、地場野菜の魅力の再発見にもつなげようというもの。同時に町内限定の食品デリバリーサービスを開始しようという動きも進む。

 新型コロナウイルス流行の長期化は、生産者の中にも深刻な影響を与えている。有機・無農薬栽培にこだわり、主にホテルやレストラン向けの野菜を栽培している石井雅浩さん(カウ・ベルfarm代表)の農園でも、取引先の休業や青果市場の入荷制限などにより、収入減や野菜の廃棄処分などの問題を抱えている。さらに新たな納品先として畑を拡張して準備を進めていた大磯港賑わい交流施設の2月プレオープンが中止になった(3月下旬の全面開業予定は変更なし)ことから、大量の野菜が行き場を失うことになり、廃棄も検討していたという。

 この話を聞いた池田東一郎県議会議員と芦川酒店の芦川博昭さん、大磯で宅配サービスの開業を予定している飯島輝華さんらが実行委員会を作り、他の生産者にも声をかけて今回の即売会を企画した。芦川さんは「他にも町内で困っている人がいれば第2弾、3弾と続けていきたい」と語り、池田県議も「地元の良い商品に目を向けるきっかけにもなれば」と期待を寄せる。

20・21日に即売会

 地元産野菜の即売会「大磯下町野菜マルシェ」は、2月20日(土)・21日(日)に芦川酒店(大磯1422)隣の駐車場で午前9時から正午まで開催。地場野菜の詰め合わせを1袋1000円(税込)で販売する。野菜はロマネスコやブロッコリー、白ネギ、カラーニンジン、ケール、サニーレタスなどの中からランダムで封入。人同士の接触時間を減らすため、中身を選ぶことはできない。1日約100袋限定で、購入数の制限はなし。石井さんは「当日は、値段以上の野菜を詰めて提供させて頂きます。食べてもらうために成長してきた野菜たちも喜んでいると思います」と感謝する。

 また野菜を入れるレジ袋には「今回のコンセプトに合っている」と、大磯町観光協会が製作したバイオマス素材を25%含んだeco袋を使用するという。

食品の宅配代行も

 即売会の実行委員長も務める飯島さんは、今春から会員制の食品宅配代行サービス「OISO Deli(オオイソ デリ)」の開業にむけて準備を進めている。「高齢者などの買い物難民の解消と地元商店・飲食店の復興につなげて、いずれは町全体の繁栄に寄与できれば」と将来像を描く。今回販売する野菜の配達にも対応していくという。入会などの問い合わせは【電話】050・3743・3322へ。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

野菜市で生産者支援

コロナ禍

野菜市で生産者支援 経済

廃棄防ぎ地場産を再評価

2月19日号

新年度当初予算案を発表

大磯町二宮町

新年度当初予算案を発表 政治

3月定例会で審議

2月19日号

二宮町の若者団体に大賞

もりびとNOA

二宮町の若者団体に大賞 コミュニティ社会

SDGs視野に地域の環境再生

2月12日号

期間限定御朱印を頒布

六所神社

期間限定御朱印を頒布 文化

県重文の夫婦神像あしらう

2月12日号

中止や代替行事の検討も

小中学校修学旅行

中止や代替行事の検討も 教育

各校 感染状況から判断

2月5日号

議会報告会を動画配信

議会報告会を動画配信 政治

中井町議会 広聴も非対面に

2月5日号

あっとほーむデスク

  • 4月1日0:00更新

  • 3月11日0:00更新

  • 3月4日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年2月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク