ベルマガ通信 23年ぶり敵地広島勝利 J1第8節VS名古屋、第9節VS広島
今週はベルマガ編集部中の人こと浜地が担当します。出版とは畑違いの会社員です。どうぞよろしくお願い致します。
さて湘南ベルマーレは7日にホームで2位の名古屋、10日にアウェイで4位広島と立て続けに上位と対戦。1勝1分の結果となりました。
10日の広島戦は育成組織出身、18歳のMF田中聡選手がJ初ゴールとなる先制点を奪取。その後広島の攻撃を守り抜いた湘南が、8396日ぶりとなるアウェイ広島での勝利をおさめました。
「今年の湘南は堅守」
そうした言葉をメディアが伝え始めています。
7日のホーム名古屋戦でカメラとして入った私は、ピッチレベルで交わされる選手たちの声が堅守を支えていると感じました。
例えば守備の統率を図る藤沢市出身のDF石原広教選手の声。最終ラインからかける指示の声が選手を動かしピンチを摘み取りました。名古屋戦は退場者が出たものの、一人少ないことなど感じさせない試合を演出しました。
他にもFW大橋祐紀選手の献身的に相手選手を追う姿。クロスボールを難なくキャッチするGK谷晃生選手の安定感。交代選手に相手チームの情報を可能な限り伝えようとするMF山田直輝選手など、こうした積み重ねが「堅守」という言葉に表れているのではないでしょうか。
得点無く引き分けた名古屋戦の試合終了時、湘南サポーターからは大きな拍手が起きました。その拍手は湘南の方向性を信じ「たのしめている」サポーターの意志が込められていると感じます。
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