大磯・二宮・中井版 掲載号:2021年10月1日号 エリアトップへ

OG講師に環境を考える 大磯中でオンライン講演会

教育

掲載号:2021年10月1日号

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「先輩」から環境問題などについて話を聞いた
「先輩」から環境問題などについて話を聞いた

 大磯中学校で9月24日、同校卒業生で現在は徳島県上勝町にあるゼロ・ウェイストセンターの最高環境責任者として、ごみの削減や再資源化に取り組む大塚桃奈さん(24)を講師に招いたオンライン講演会が開かれた。試験中の3年生を除く1・2年生が、大塚さんが現在の仕事に就いた理由や世界的な環境問題などについて画面越しに話を聞いた。

 大塚さんは8年前に同校を卒業。ファッションデザイナーを志し、高校3年の夏にロンドンへ短期留学した際に、服の生産と消費を取り巻く社会問題に関心を抱いた。大学で公共政策や環境研究を学び、卒業後は日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言(無駄や浪費をなくし、ごみを出さない)をした上勝町へ移住。ごみ問題を通じて循環型社会の実現に取り組む同センターの若きリーダーとして、近年はメディアからも注目されている。

 講演会では同校と上勝町をウェブ会議ツールのZoomでつなぎ、1年生は体育館、2年生は各学級から講演会に参加した。大塚さんはファッション産業の裏側を描いたドキュメンタリー映画や海外留学などを通じて感じた環境問題に対する学生時代の気づきや、ごみを細かく分別してリサイクル率80%以上を達成している上勝町での取り組みなどについて語り、環境問題に関するクイズも出題。「地球上の資源は有限。大量生産・大量消費・大量廃棄を、この先も続けていくことはできない。私たち一人ひとりが自分の消費活動に向き合い、作る・使うのバランスを意識して生活することが必要」と語りかけた。生徒たちは「ごみの分別など、自分ができることからやっていきたい」「服などの持ち物を大切に使おうと思った」と感想を話していた。

PTAが企画

 講演会は「年齢が近く、第一線で活躍している先輩から話を聞くことで、自分たちの将来や世界の環境問題について考えるきっかけになれば」と同校PTA(庄子幸太会長)が企画。この日にむけて大塚さんへの講演依頼や学校との協議、同校の通信環境の改善などの準備を進めてきた。庄子会長は「今後も学校と連携しながら、ICTを活用した講習会を開くなどの取り組みをしていきたい」と話している。
 

徳島県から講演した大塚桃奈さん
徳島県から講演した大塚桃奈さん

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