大磯町と島根県美郷町が、1月22日にウェブ会議ツールのZoomを使ったオンライン講演会を開いた。昨年11月に両町で締結した「地域活性化に向けた包括的連携協定」を記念して初めて行われたもので、行政や企業、町民など30人以上が参加。町ぐるみの獣害対策やジビエ活用の先進地として知られる美郷町の取り組みや今後の展開について町の担当者から話を聞いた。
大磯に合った対策・地域おこしを
講演では、美郷町山くじらブランド推進課の安田亮課長が「人と人をつむぐ獣害対策」と題して、美郷町が獣害対策をきっかけに20年にわたり取り組んできた住民主体の地域おこしについて紹介。地域ブランディングに産官学民が連携して好循環を生むようになった美郷町の「美郷バレー構想」を例に「国の補助金や行政、猟友会任せのモノとカネで解決を図る獣害対策や地域おこしは長続きしない。住民が立ち上がり、手を携えて大磯の個性に合ったモデルを確立することが必要」と語り、また「協定をきっかけに研修の受け入れやコラボ商品の開発など、これから大磯町と美郷町が良いパートナーとして連携していきたい」と期待を寄せた。
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