大磯・二宮・中井 経済
公開日:2022.03.25
2年ぶり 港に活気
大磯市 待望の再開
新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた大磯市(いち)が、3月20日に感染対策を講じて開催された。2年2カ月ぶり。会場の大磯港には開会前から多くの人が詰めかけ、近隣の駐車場も早々に満車となって出庫待ちの車が列をなした。
この日はグルメやクラフト品などを扱う116店とキッチンカー18台が出店。家族連れなどがマスク姿で出店巡りを楽しみ、昨年4月にオープンしたOISO CONNECTも多くの来場者で賑わった。町外から訪れた女性グループは「海風が気持ち良く、駅から歩いて来れるところが良い。せっかくなので色々と見て回りたい」と弾んだ声で会場を散策していた。
久しぶりの大磯市が盛況となったことに対し、芦川博昭実行委員長は「来場者も出店者もいきいきとしていて、この日を楽しみにしていてくれたのだと感じた。大磯市の帰りに町内の店舗に寄る人もいて、会場の外にも賑わいが広がったことが嬉しい」と感慨深げに語り、「今後も世の中の状況に合わせたコロナ対策を続けながら、4月以降も開催していきたい」と意欲を示した。
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