プラスチックごみの削減を推進するため、二宮町は5月30日、水道直結型ウォーターサーバーのレンタル事業などを行うウォータースタンド=本社・さいたま市=と協定を締結した。町内公共施設に浄水機能付きの給水機を置き、水筒やタンブラーに無料で給水できるようにする。マイボトルの利用を促し、環境に関わる意識啓発などに取り組む。
町が給水機の置き場所を提供し、水道代を負担。設置やメンテナンスにかかる費用、レンタル代を同社が負担する。6月下旬に町民センターや生涯学習センターラディアンなど8カ所に、7月上旬に町役場や吾妻山公園などへ順次取り付け、14施設に計15台を設置する。電気を使わないウォーターサーバーで、常温水が出る。
町役場で締結式に出席した村田邦子町長は「ペットボトルは便利だが、外出時のマイボトル持参を当たり前にしていきたい」と話した。同社の近藤紀行取締役営業部長は「NASAが繊維の技術特許を取ったフィルターは水道水のミネラル分を通すので、天然水に近い水が飲める」とアピールした。
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