大磯町長選挙(11月22日(火)告示、同27日(日)投開票)に、新人で東海大学非常勤講師の尾白佳隆氏(70)=同町石神台=が無所属で立候補する意向を表明した。同選挙への正式な出馬表明は尾白氏が初。(10月4日起稿)
以前からまちづくりへの思いがあり、「立つ大儀」を模索していたという尾白氏。「これまでに区長や町の各種審議会委員などを務めてきたことで様々な町の課題が見えた。それらには『オール大磯』で対応していかなくてはならない。これまでに培ってきた経験を、町のために役立てたい」と動機を語った。政策の柱として「持続可能な大磯」「教育の大磯モデル構築」「多様なリスクへの備え」を掲げ、食糧・エネルギー自給率向上やSDGsの推進、地域人材を活用した教育環境づくり、自然災害への対策強化などを挙げた。また現町政で進められている事業(駅前・邸園・新庁舎整備、町立幼稚園の認定こども園移行など)については「町民への説明や意見交換を行い、議会の承認も受けて進められているものと理解する。国や県、各種関係機関とも連携して進められていることから、これを中止することは行政の混乱を招くとともに、町民にも迷惑がかかる」として、継続する意向を示した。
東京大学大学院工学系研究科修士課程卒。小松製作所を経て環境・エネルギー関連調査などの会社を設立。大磯町区長連絡協議会会長などを歴任し、現在は大磯町太極拳協会理事長を務める。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|