任期満了に伴う二宮町議会議員選挙は11月20日に投開票が行われ、町議会14人の新しい顔ぶれが決まった。
定数14に対し現職10人、新人5人の15人が立候補。投票の結果、現職全員が議席を守り、新人4人が当選した。新しい議会の党派別構成は共産1・公明1・神奈川ネット1・無所属11。女性議員数は5人のまま。
現・新トップの意気込み
トップ当選は、日本共産党で現職の渡辺訓任氏(63)。保育園・幼稚園から小中学校までの給食費無料化や医療費・介護の負担軽減などを訴え、1280票を獲得した。本紙の取材に「公約で掲げた3つの柱、子育て支援の強化・福祉の充実・環境問題への対策を実現させるため、町民の皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と3期目の抱負を述べた。
新人トップは、公明党の小林幸子氏(61)。前町議の二宮節子氏の地盤を受け継ぎ、手堅く組織票をまとめて1217票を獲得した。初当選を受け「たくさんのご支援を頂き、ありがとうございます。ヤングケアラーの実態把握と支援など、公約に掲げた取り組みに、誠心誠意がんばって参ります」と意気込む。
当日有権者数は2万4125人、投票者数は1万2816人で、投票率は前回を3・81ポイント下回る53・12%。
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