多年にわたり地域の交通安全活動に功績があった人と優良ドライバーを称える表彰式が、大磯警察署講堂で12月３日に行われた。大磯地区交通安全協会が主催し、今年度は同署管内の10人が受賞した。

　37年にわたり交通指導員や同協会の活動に貢献してきた小島重藏さん＝大磯町＝に県知事表彰、同協会の広報部長を務める加藤勝義さん＝大磯町＝に警察本部長表彰、同協会副会長の守屋重雄さん＝大磯町＝に警察本部長・地域交通安全活動推進委員協議会連絡協議会会長連名表彰の伝達が行われた。県知事表彰を受けた小島さんは「一人一人の意識が事故防止につながる。自分でも日頃から安全運転を心がけており、これからも続けていきたい」と語った。

　続いて同警察署長・同協会長連名で、同協会役員の村上保則さん＝大磯町＝と大磯・二宮交通安全母の会副会長の柳田和江さん＝大磯町＝に交通安全功労者、事故・無違反を30年以上続けてきた鈴木洋祐さん＝二宮町＝に優良運転者の表彰状が手渡された。

　同協会の小川芳明会長からも、母の会の加藤悦子さん＝二宮町＝へ交通安全功労者表彰、管内の交通安全の推進に尽力した同署員の岩崎弘さん、東浦真吾さん、守屋輝隆さんの３人に感謝状が送られた。あいさつに立った小川会長は「この地域から１件でも交通事故を減らしていきたい。交通安全のさらなる励行をお願いしたい」と述べた。

　来賓として表彰式に出席した金成賢一大磯署長は受賞者に感謝を述べ、「地域全体で交通安全思想を高めていくことが大切。引き続き皆様のご協力を」と呼びかけた。