大磯・二宮・中井 トップニュース社会
公開日:2022.12.16
国産紅茶GP(グランプリ)で金賞
大磯町の高野さん夫婦
大磯町在住の高野幸代さん・裕一さん夫婦が生産した紅茶が、愛知県尾張旭市でこのほど開催された「国産紅茶グランプリ2022」のチャレンジ部門で金賞を受賞した。
国内の紅茶日本一を決めようと、一般社団法人尾張旭市観光協会が年1回開催している同グランプリ。商品化されている紅茶を出品するプロダクツ部門と、商品化されていない紅茶も含むチャレンジ部門があり、今回は13都県からプロダクツ部門に40点、12県からチャレンジ部門に58点の出品があった。専門家と一般の審査員30人が採点し、それぞれの部門でグランプリなど10点の入賞茶が選出された。
高野夫妻が出品したのは、南足柄市にある茶畑で育てた日本茶用の品種「やぶきた」を紅茶に製茶したオリジナル和紅茶『はなゆらか』。烏龍茶の製法を取り入れ、風通しの良い場所に一晩置いて、3時間ごとに手で撹拌することで生まれる花のような香りが特徴だ。5月に出品用の茶葉を摘んだ際、「今年は出来が良いね」と話していた2人だったが「紅茶用の品種に比べれば評価は低くなるだろう」と思っていたという。金賞受賞の知らせに「本当に驚いた」と夫婦で喜び合った。講評では「渋みが少なく香味のバランスが良い」と評価され、幸代さんは「苦心した製法が評価されて、うれしい」と笑顔を浮かべた。
茶の魅力を発信
結婚を機に大磯へ移り住み、夫婦二人三脚で茶の栽培やネット販売などに取り組んでいる2人。裕一さんが15年近く管理している南足柄市の茶畑に加えて、昨年から大磯でも畑を借りて紅茶用など8品種の栽培に挑戦している。「収穫は5年後。親の気持ちで手入れをして見守っています」と幸代さん。今後は大磯で茶畑を広げ、加工場なども設けたいという。鴫立庵でお茶講座なども開いている幸代さんは「お茶に興味を持ってもらえる活動も継続していきたい」と話している。
問い合わせは運営するネットショップ「お茶の店 ニルマーネル」へ。
ピックアップ
意見広告・議会報告
大磯・二宮・中井 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
大磯・二宮・中井編集室
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











