大磯・二宮・中井 政治
公開日:2023.01.27
元旦号からの続き
2023年の重点施策
新春町長インタビュー
池田東一郎大磯町長
-今年の重点施策は
「小学校給食費の無償化や高3までの医療費支援、中学校給食の早期再開に取り組む。新庁舎については、現庁舎の耐震補強で済むか建て替えが必要か耐震診断を行って検討。駅前広場整備は県道の拡幅について県と、町道認定の問題についてJRと相談して再検討する。大磯病院については新しい医療法人との連携を強化し、町民が安心して利用できる地域医療体制を整えていく。こうしたあらゆる政策を動員して、町の人口減少に歯止めをかけていきたい」
-その他の取り組みは
「町民向けの施政方針説明会や出前町政報告会を実施して、町民と交流の機会を設けたい。花火大会の復活などで大磯港周辺を活性化し、税外収入を増やして子育て支援などに活用していく」
村田邦子二宮町長
-今年の重点施策は
「新庁舎・駅周辺公共施設再編計画は、基本計画・実施設計の段階に来ている。その都度公開してご意見を頂き、皆様にとって使い勝手のよい施設配置にしていきたい。役場のDX化も進めて町職員の負担を軽減し、マンパワーを顔の見える相談機能などの町民サービスに回す。また経年劣化の進むラディアンのリニューアル、図書館も滞在型に変えていきたい」
-その他の取り組みは
不登校や問題を抱えている子どもたちのケアを学校任せにせず、校外と協力して取り組む。給食費の無償化はすぐには難しく、値上がり分の補助などを段階的に進めている状況。保護者の意見も聞きながら地場産食材のオーガニック給食なども実施していきたい」
戸村裕司中井町長
-今年の重点施策は
「オンデマンドバスを拡充し、移動・買い物支援を強化。高校卒業までの医療費無償化や教科書代の支援にむけて制度設計を進める。諏訪地区の土地改良事業は22年度中に認可が下りる見通しで、組合結成・企業誘致が始まる。町としても支援して着実に進めていきたい。中井町の幸福度を見える化して、移住定住につなげられれば」
-その他の取り組みは
震生湖の100周年記念事業を秦野市と連携して取り組む。町民の声を直接聞く移動町長室の実施や、迅速・正確・親身な町役場にして町民の喜びをやりがいとして働ける環境づくり。また農村環境改善センターの建て替えに向けた準備期間として、どのような手法をとるか考えていきたい」
※取材は昨年12月に実施
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