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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2023.02.17

しいたけ入り麻婆に舌鼓
山西小学校で給食デー

  • 児童らと給食を食べる村田町長(中央)

 二宮町立山西小学校で2月13日、学校給食に地場産食材を使用する「かながわ産品学校給食デー」が実施された。当日は村田邦子町長も教室を訪れ、児童らと一緒に町内産の原木しいたけが入った麻婆豆腐に舌をうならせた。

 昨年12月、同校5年生の児童らが原木しいたけ栽培の先駆者である野谷富雄さん=同町山西在住=の圃場で農業体験を実施。その縁やオーガニック給食を推進する町内団体の仲立ちもあり、今回の給食デーに町内産の原木しいたけが選ばれた。給食には「二宮農園椎茸班」が、野谷さんの指導で栽培した原木しいたけが使われた。

 給食のメニューは、原木しいたけを刻んで入れた麻婆豆腐に春雨サラダ、ごはん、牛乳のラインナップ。5年2組の大木彩夏さんは「しいたけは刻んであって苦手な子も食べやすそう。原木しいたけのことを学んだので、よりおいしく感じた」と笑顔を見せた。

地産地消を促進

 原木しいたけは、昔ながらの環境に負担の少ない方法で栽培されたしいたけ。肉厚で香り高く、二宮町の名産品として注目されている。町としても地産地消を推進することで輸送コストなどを抑え、地元農家を応援する狙いがある。村田町長は「季節のものを食べるのは健康にも良い。保護者に献立に取り入れてもらって、地場産品に目を向けるきっかけになれば。今後も継続していきたい」と期待を寄せた。

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