大磯・二宮・中井 政治
公開日:2023.02.24
大磯町議会
補正予算 修正案を可決
町立こども園委託料を削除
3月定例会を開会中の大磯町議会は2月13日、町が提出した2022年度一般会計補正予算案に反発し、町立認定こども園の設計委託費約2500万円を減額した議員提出の修正案を可決した。
同町では、既存の町立大磯幼稚園を民営化して保育園の機能を併せ持つ幼保連携型認定こども園へ移行する計画で、24年4月の開園を目指して運営事業者の選定や園舎の建て替えにむけた設計などを進めていた。しかし、昨年11月の選挙で初当選した池田東一郎町長が「多くの保護者から民営化に対する不安の声が出ている」と計画の見直しを表明。町立のこども園とし、建て替えではなく改修を目的とした設計委託費を今回の補正予算案に盛り込んでいた。
この急な方針転換に説明不足を感じた複数の議員が反発。町営に戻すことで生じる問題点などについて疑問を呈し、認定こども園の設計委託費を削除した修正案が議員から提出された。採決は6対6の可否同数となり、最終的に議長採決で可決した。
この結果に池田町長は「修正案が可決されたことは残念だが、町民と議会にあらためて丁寧な説明を重ねた上で、引き続き町立の認定こども園の24年4月開園にむけた準備を進めて参ります」と本紙のインタビューに答えた。
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