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4月26日
大磯町西小磯の穴虫地区で7月3日から6日にかけて、町道修復工事が行われた。地元の団体「大磯古道山道つなげ隊」が主体となり、全国各地で環境に配慮した施工技術を伝えるNPO法人地球守(ちきゅうもり)の指導のもと自然を生かしたコンクリートを使わない方法で修復された。大磯町が協力し、有志ボランティア含め約140人が工事に参加した。
今回の工事場所では川や地下水の水が道路に流れ、道がぬかるんだりすることが課題となっていた。
全国で土中環境に配慮した施工技術を伝授、啓発しているNPO法人地球守の指導のもと、大磯町も協力。地球守が町内で講演を行ったときに今回の工事場所の課題を知り、2022年から大磯で道路の整備活動を続けている大磯古道山道つなげ隊と修復を進めることになった。
今回は約40メートルにわたり工事。川の水や地下水が両脇に流れるよう堀を作ったほか、水の流れが大きな川につながるように、60センチほど深く掘り、両脇の堀と垂直に立体交差する水の通り道も地中に作った。
廃材の瓦を砕いたり、石やわら、近くに生えた竹を使ったりして自然に負担の少ない、土中の通風性が良い環境を実現した。「水の動きをその土地の自然環境に合わせることで土中の環境が向上し、生物多様性にもつながっていく」と地球守代表の高田宏臣さん。
大磯古道山道つなげ隊代表のオダギリミホさんは「過去には冷蔵庫などのごみが捨てられていたこの道がきれいになって、涙が出るほど感動している。整備を継続し、多くの人が集まる場所にしていきたい」と話した。視察に訪れた池田東一郎大磯町長は「自然と共生する道づくりは素晴らしい。これからも応援したい」と話した。
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