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公開日：2023.07.21
ショウナンソイスタジオ
納豆製品が審査員特別賞
農林水産業支援コンで
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内海さん（左）と小野岡絢太さん
大磯町西小磯の「Ｓｈｏｎａｎ Ｓｏｙ Ｓｔｕｄｉｏ」（小野岡圭太代表）の「ナットウジャーキー」が、農林水産業の事業者の支援を目的とした「第13回チーム・シェフ コンクール」で神奈川県内で唯一、審査員特別賞を受賞した。１２７製品から５品が選ばれるもので、最上位の賞となる。
百貨店のバイヤーなどが審査する同コンクール。「ナットウジャーキー」は木桶しょうゆ、ペッパーガーリック、麻辣の３種展開で、納豆の粘り気を感じながらも手につかず、「ぐにっ」という歯ごたえを感じられるおつまみだ。
製造を担当した小野岡絢太さん（26）は、「既にあるポリポリした食感のドライ納豆などとは異なる食感にこだわった」と振り返る。納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」の働きを損なわないよう低温でじっくり乾燥させることで、納豆の栄養価を取りながら罪悪感なく楽しめるおつまみに仕上げた。
同社は企業理念「Ｂｉｔｅ ｆｏｒ Ｂｉｔｅ〜わたしのひとくちが世界の誰かの一口に〜」を掲げ、売り上げの一部を貧困の支援に充てている。マーケティングを担当した内海（うちうみ）竜洋さん（24）は、「弊社が掲げる倫理的なメッセージのほか、古くから親しみのある納豆を新しい形で製品化したユニークさが、異彩を放っていたと評価された」と話し、「納豆を好きな人にも楽しんでほしい」と笑顔を見せていた。大磯町内では西小磯の同社店舗のほか、地場屋ほっこり、オオイソコネクトでも販売。
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