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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2023.08.04

中井町
戸沢村からホームステイ
小学6年生が交流

  • 廣澤さんの説明を聞く戸沢村と中井町の子どもたち

 中井町で7月29日〜31日、同町と山形県最上郡戸沢村の小学校6年生同士がホームステイなどを通して交流する第33期「青少年ふれあい交流事業」が実施された。中井町からは9人、戸沢村からは8人が参加し、近隣の名所のほか、神奈川県内の観光地を巡った。

 29日には地域学習として、独特な建物の形から「バベルの塔」とも呼ばれている中井町の砂口配水池と、秦野市との境にある震生湖を訪問。

 震生湖では、中井町文化財保護委員の廣澤瀧男さんが、湖の成り立ちなどについて解説。ちょうど100年前の1923年(大正12年)、関東大震災による土砂崩れで川が堰き止められてできた堰止湖であることや、地震発生の前日に台風が近づいており雨が降ったことで地盤がゆるんでいたこと、日本で一番新しい自然湖だという解説を聞いた。子どもたちは「深いところは何メートルですか」「釣りをしている人がいますが何を釣っているんですか」など質問していた。

 戸沢村の子どもたちは中井町の家庭にホームステイ。中井町境別所の「レインボーカントリークラブ」が浴場を貸し出すなど、地元からの協力も得て行われた。

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