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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2023.08.11

大磯町
いじめ対策を見直し
早期発見など目的

 大磯町は、いじめの早期発見や対応のため、7月24日に開催された町総合教育会議で、現行の「大磯町いじめ防止基本方針」を見直し、わかりやすいものにすると明らかにした。町が取り組むいじめ対策にはほかに、「事前予防対策の強化」「子どもたちが主体となるいじめ防止の取り組み」などがあり、2学期が始まる9月から順次取り組む予定だという。

 同会議には池田東一郎町長のほか、教育委員、教育長らが出席。事前予防対策の強化では、いじめ防止授業の実施や教員の研究授業なども検討する。その他、鎌倉市などが導入している「SOSアプリ」の導入、子育て経験などがある地域住民や、場合によってはソーシャルワーカーなどの専門家などで構成される「子どもまもり隊(仮称)」の設置などが挙げられた。「子どもまもり隊」については、早期に第3者が介入できるよう、整備を進めたいとしている。

 子どもたちが主体となるいじめ防止の取り組みについては、児童会や生徒会が主体となり、合言葉の提案など、いじめ防止対策の検討を行っていくという。

 池田東一郎町長は、「いじめはストレスによって起こる。子どもたちがわくわくできて楽しく通える学校を作っていきたい」と話した。

 大磯町のいじめについては今年4月、いじめを受けた小学校高学年児童の保護者からの情報開示請求後に大磯町教育委員会が「重大事態」に認定。6月から第三者調査委員会が設置された。

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