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大磯・二宮・中井 トップニュース経済

公開日:2023.08.18

神奈川県入込観光客調査
大磯はV字回復
22年度 二宮、中井も増加

 神奈川県は8月3日、2022年の県内入込観光客数を公表した。大磯町を訪れた観光客数は100万人を超え、前年からの増加率は県平均の約40%を超える62・9%(41万人)とV字回復。二宮町も6万人(前年比12・9%)、中井町では2万人(同9・7%)増え、3町全てで増加した。

 22年の県内入込観光客数は、前年より4681万人(39・9%)増加して1億6406万人だった。新型コロナ感染拡大防止に向けた行動制限の緩和でイベントなどの再開が相次ぎ、観光需要が大きく上向いた。

 大磯町によると、観光客の増加理由として大磯ロングビーチや大磯海岸といったコロナ禍で活動を制限されていた「夏の風物詩」の復活が挙げられた。「大磯港賑わい交流施設(オオイソコネクト)」や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の影響で湘南を訪れた観光客が大磯まで足を伸ばす波及効果があったと分析した。

 観光客の消費額に関しては大磯町が23億1374万円で平塚市の26億2778万円に迫り、宿泊費に関しては平塚市を2億円ほど上回った。

 二宮町は、コロナ対応のため21年5月〜10月にはフェンスを設置して閉鎖していた梅沢海岸が22年に開放され、地引網や釣りなどの砂浜のレジャーに訪れる人が5万人増えていたという。

 中井町は中井中央公園の利用者が増えたと分析していた。

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