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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2023.09.29

大磯高校
AR用いて防災訓練
浸水や火災を想定

  • iPadで浸水のイメージを確認する生徒

  • ゴーグルをつけて煙を避ける生徒

 大磯高校で9月21日、AR(拡張現実)技術を用いた防災訓練が行われた。神奈川歯科大学の板宮朋基教授が講師となり、板宮教授が開発したアプリ「ディザスター・スコープ」を用いて1年生生徒が浸水と火災煙を想定して水の流れの勢いや視界の悪さを体験した。

 津波浸水については、iPadを上下に動かすことで水位の移り変わりを確認。生徒らは友人の身長に水位を合わせたり、椅子に乗って高い位置から流れを観察して、水流が流れ込む前に高いところに避難する大切さを学んだ。

 火災煙については、ゴーグルを装着して視界の悪さを体験した。生徒らは「煙は上にいく」という性質から体勢を低くして視界を確保。「思っていたより見えない」「いつも使っている教室なのに怖い」という声が上がった。

 板宮教授は「知識と想像力があれば避難のために行動できる。きょうつかんだイメージを生かしてほしい」と話していた。

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