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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2023.11.03

大磯小
「幕上がるドキドキ」児童に
卒業生が緞帳(どんちょう)修繕クラファン

  • 発起人の井上さん

 大磯小学校開校150周年を記念して、老朽化が進み修繕が必要だった体育館ステージの緞帳を改修したいと、大磯小卒業生の井上寧さん(58)が旗振り役となり「えがおの舞台プロジェクト」を立ち上げた。現在クラウドファンディングを行っており、目標金額は100万円。12月5日まで受け付けている。

 井上さんは、同小で50年前に埋めたタイムカプセルが開封される際に小学校を訪れ、校舎の老朽化を目の当たりにした。緞帳は破れてしまっているため現在使用されていないといい、井上さんは「ステージの幕が上がる時の緊張感や高揚感を小学生のうちから経験して欲しい」とクラウドファンディングを企画した。

 クラウドファンディングで集まった資金は全額緞帳の修理に活用する。あたらしい緞帳には、大磯小6年生児童がデザインした150周年記念キャラクター「いそぴー」をあしらい、6年生たちが卒業を迎える来年3月上旬までに設置することを目指すという。

 井上さんは、大磯町大磯の老舗「(株)井上蒲鉾店」の代表。地域で店舗経営する中で、「地元に恩返ししたい気持ちがあった」と話す。「大磯のまちで僕たちの世代はたくさんの経験をさせてもらって育ってきた。今の子どもたちにも、同じような環境を整えてあげたい。ぜひご協力いただければうれしい」と話していた。

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