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大磯・二宮・中井 スポーツ

公開日:2023.12.22

ラグビー大学選手権
東海大、悲願の日本一へ
23日 準々決勝に登場

  • チームをまとめるキャプテンの谷口さん

 東海大学ラグビー部が関東大学リーグ戦1部で全勝優勝し、「第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」に出場する。リーグ戦6連覇で19大会連続21回目の出場を果たした東海大は大学ラグビー最高峰の舞台で悲願の初優勝を狙う。

 選手権では、各地区のリーグ戦などを勝ち上がった代表校14チームが日本一をかけて戦う。リーグ戦優勝でシード権を獲得した東海大は、12月23日(土)のトーナメント準々決勝で天理大学と慶應義塾大学の勝者と対戦する。

 総勢約180人の部員をまとめるキャプテンの谷口宜顕さん(22)は、「日本一を目標にして春から技術や体力に磨きをかけてきた。優勝できるように頑張りたい」と意気込む。

 これまでパワーが重視されるフォワードの選手がクローズアップされることが多かった東海大。パス、ラン、キックなどオールラウンドなプレーが強みの谷口さんを中心に、走力やテクニックを生かしたバックスの選手も加わり、ボールを次々に動かす展開ラグビーでリーグ戦を戦い抜いた。

 1998年からチームを率いる木村季由監督(57)は、「目指していた展開力がついてきた。しっかり準備して自分たちの力を出しきりたい」と話していた。

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