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大磯・二宮・中井 トップニュース社会

公開日:2024.01.19

能登半島地震
2町から消防援助隊派遣
孤立集落で人命検索など

 能登半島地震を受けて、大磯町と二宮町は1月9日、緊急消防援助隊神奈川県大隊として消防隊員を石川県輪島市内に派遣した。派遣されたのは各町、消火小隊1隊4人と後方支援小隊1隊1人の計5人ずつ。1次隊、2次隊と派遣は続いており、1月15日夜には2町から3次隊が出発した。

 元日午後4時10分ごろ、石川県能登地方で発生した最大震度7の地震。1月8日午前8時に消防庁長官から緊急消防援助隊神奈川県大隊に出動の指示があり、9日午前7時〜30分に大磯、二宮を出発。県消防学校(厚木市)に集合したのち、出動要請場所の石川県輪島市に向かった。同大隊としては計78隊、283人が出動している。

 大磯町消防は輪島市内の土砂崩れ発生現場で、安否不明者の人命救助活動を実施。天候悪化により活動ができない日もあった。地割れ等により通行に制限があり、徒歩で現場に向かう場面もあったという。

 二宮町消防は、火災現場での人命検索のほか、孤立集落での安否確認、要救助者の検索などを行った。

義援金も受付

 大磯町、二宮町、中井町では能登半島地震災害義援金を受付中。各町役場のほか、大磯町は国府支所、二宮町は生涯学習センターラディアン、中井町は井ノ口公民館等に募金箱等を設置している。

 3町とも期間は12月27日で、日本赤十字社を通して被災地支援に充てられる。

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