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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2013.11.09

ときめき小田原研究会会長として小田原のキャラクター「梅丸」復活に尽力する
守屋 佑一さん
市内荻窪在住 25歳

「俺から発信」小田原愛



 ○…「宜しくお願いします」と元気な声とともに差し出された名刺には「小田原市民」の文字が。小田原城の入った公務員の名刺を模して自作するほど地元が大好き。「市民一人ひとりが小田原に誇りをもって、みんなが『小田原市民』という肩書を背負って名刺を持ったら面白い」。溢れる夢やアイデアは絶え間なく、熱く語る瞳はキラキラと輝いている。



 ○…幼い頃に市役所で見た、当時小田原で活躍したキャラクター「梅丸」の山車。そこで遊ぶ年上の子を「いいな」と見ていたのが原風景だ。当時の小田原は活気があった。小学生の頃から地域の山車を曳き、中学時代の友人らとは今でも集まり「次は何を」と企む。思いが高じて小田原を盛り上げようと「ときめき小田原研究会」をたちあげた。「梅丸」復活に向け、市からイラストの使用許可を取り付け、梅丸Tシャツのチャリティー販売も行った。また公民館を有効活用しようと「公民館カフェ」を開いて勉強会を催し、ゆくゆくは交流の場としての活用も考える。開かれた地域コミュニティを模索し、関東学院大学の生徒たちも巻き込んでいる。



 ○…一度口を開けば、堰を切ったように数々のアイデアや思いが溢れ出る。話をしているとますます夢が膨らみ、つい話し過ぎてしまうのだとか。「やりたいことがありすぎて自分が3人いても足りないくらい。話していないと決意が鈍ってしまうし、言ったことをやらないのはカッコ悪い」と有言実行を貫く。家には寝に帰るのみだが「楽しいから何も苦ではない」。まるで止まったら死んでしまう鮪の様に動き続ける。



 ○…今はJAかながわ西湘で働く地域密着人間。職業柄あちこちの地域に出向き、そこでの出会いが繋がりとなり、周囲を巻き込んでいく。「ときめきを取り戻したい。小田原の人にもっと故郷を好きになってほしい」と話す若い力が小田原を担っていく。

 

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