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公開:2014年12月13日
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市内城山の税理士法人エナリ(江成健一代表社員)が12月5日、報徳会館で創業60周年記念式典を開催した。式典には約130人が参加。特別講演会と懇親会の2部構成で行われた。
講演会には経営学者で、ピーター・ドラッカーから「もっとも親しい友人、日本の分身」と言われた上田惇生氏と日本の租税学の大家と言われる弁護士の品川芳宣氏が登壇。上田氏はドラッカーの著書『マネジメントの本質』について、品川氏は中小企業の事業承継について講演した。
江成氏は「仲間と顧客に恵まれた60年」とあいさつ。事務所が掲げる「200年企業創造支援」のため「これからも変化し、進化し続けるエナリでありたい」と抱負を語った。
2部の懇親会では60周年を記念し、小田原市、小田原・南足柄の社会福祉協議会にそれぞれ10万円ずつが寄付された。
税理士法人エナリは、1954(昭和29)年9月に井上勇税理士が創業した事務所が母体。2003(平成15)年から税理士法人となり、現在に至る。