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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2016.02.13

木育の浸透めざす
市がウッドスタート宣言

  • 新生児への誕生祝品の応募作品を前に。前列右から時計回りで加藤市長、多田館長、馬場清副館長、長谷川孝春市経済部長

 小田原市は、「生涯木育」を提唱する東京おもちゃ美術館と、暮らしに木を取り入れ子育てに生かす取り組みで協力する「ウッドスタート宣言」を行った。

 2月9日に開かれた調印式では、加藤憲一市長と多田千尋館長が宣言書にサイン。加藤市長は、市面積の4割を森林が占める小田原で、「定住対策の一環や子育て支援に、地域の資源を取り入れたい」という思いを持っていたとコメント。全国で15番目の登録となった小田原について多田館長は、「木材と工芸の力、両方を合わせ持つ都市は珍しい。多世代が森の恵みを受け、子育てにつながるように」と期待を述べた。

 市では4月から、ウッドスタート事業の一つとして、新生児に小田原材で作ったおもちゃを誕生祝いで贈呈する。祝い品は10の個人・団体が製作した14作品から、選考と投票を経て1つに決定。市民も参加できる一般投票は、マロニエ子育てセンターで本日13日(土)から、おだぴよ子育てセンターと市役所2階総合案内では15日(月)から、いずれも19日(金)まで。西武小田原店は20日(土)のみ。(問)市農政課【電話】0465・33・1491

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