神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

湘南ベルマーレフットサルクラブのサポーター代表を務める 山川 太郎さん 本町在住 38歳

公開:2018年2月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

小田原の応援団長

 ○…Fリーグに参入して11年。どんなに低迷が続こうとも「下位に沈むクラブじゃない」と疑わず、声を枯らして応援してきた選手たちが今年1月、ついにプレーオフのピッチに立った。監督、選手、サポーターが目指してきた日本一を決する夢舞台。堂々と入場してくる選手の姿に、「僕が信じたベルマーレはやっぱり本物だった。どうだ、見たか」と胸を熱くした。

 ○…大学時代に立ち上げたフットサルチームの活動に夢中だった20代。当時対戦した仲間が選手としてプレーするようになったのを機に、Fリーグに興味をもった。Jリーグで好きな湘南ベルマーレ傘下のクラブを応援するのは自然な流れ。ハマるのに時間はかからず、一時はスタッフとしてクラブ運営にも携わった。ポスター貼りに商店街を奔走するなかで感じたのは、小田原市民の底知れぬ郷土愛。「代々地元で商売している人が多いし、横のつながりもハンパない。小田原なら、街の誇りとして応援を楽しめる人がたくさんいるはず」。期待に胸が高鳴り、生まれ育った藤沢から移住を決めた。

 ○…「数万といるフットサル人口のごく一握りで、国内最高峰リーグで戦う選手が僕らサポーターを『一緒に戦う家族』と言ってくれる。これはすごいこと」。声で後押ししようと、北海道から九州まで敵地の試合にも足を運び、旅費に年間約30万円を費やす。「一番の戦いは奥さんだったけれど、うまく仲間にできました」。1月29日に誕生した長男と応援に行くことが、今から楽しみで仕方ない。

 ○…夢に描くのは、子どもから高齢者のサポーターが小田原アリーナを満杯にし、翌日の学校や職場ではあいさつ代わりにベルマーレの話題を交わす光景。「たとえば大阪といえば阪神タイガースというように、いつかベルマーレが街の代名詞になる。これだけ地元を愛する人がいる小田原だからこそ、きっと実現できると思うんです」

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

石黒 太郎さん

(株)籠淸の専務取締役として、本店再建100周年事業を担う

石黒 太郎さん

小田原市城山在住 51歳

4月20日

大曽根 一成さん

「2024 OUR KANAGAWA 展示商談会」の実行委員長を務める

大曽根 一成さん

小田原市曽我光海在住 44歳

4月13日

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原俳句協会の会長に就任した

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原市荻窪在住 77歳

4月6日

津田 かおりさん

箱根湯本の旅館で若女将を務めながらSDGsの啓発に励んでいる

津田 かおりさん

箱根町湯本在住 43歳

3月30日

乾 恒雄さん

県からSDGs表彰を受けた認定NPO法人小田原なぎさ会の理事長を務める

乾 恒雄さん

小田原市酒匂在住 70歳

3月23日

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook