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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2026.01.31

「笠守祭」を主催する新栄青壮年会会長を務める
松田 尚吾さん
小田原市栄町在住 45歳

  • 松田 尚吾さん (写真1)

地域の縁をつなぐ

 ○…国道255号、老舗店や個人商店などが集う小田原市栄町の「新栄通り」。2年前にその青壮年会会長を引き受けた。「やるからには地域の活性化につなげたい」と、持ち前の行動力で地域をけん引する。2月1日に初開催する「笠守祭」は、地元で親しまれる笠守稲荷神社の歴史文化を知ってもらい、住民同士の接点を増やしたいとの思いで企画した。「地域活性の一助になれば」と準備に奔走する。

 ○…小田原市南鴨宮生まれ。大学卒業後に就職した都内のホテルで、足の不自由な高齢客へ精いっぱいのサービスをした際、「深く感謝されて、もっと高齢者に関われる仕事がしたいと強く思った」。27歳で介護業界へ転身し、10年間の高齢者施設勤務で施設長も務めた。培った経験を生かし、2016年からは小田原市役所職員として、地域福祉の第一線に携わっている。

 ○…16年前に市内栄町へ移り住み、娘の子ども会入会を機に青壮年会に加わった。会の活動は当初、松原神社例大祭の神輿の担ぎ手が中心だったが、「住民同士の交流の機会創出ができれば」と、納涼祭などを企画。笠守稲荷神社の鳥居や参道の整備にも汗を流してきた。「気軽に話ができる地域になれば、孤立や孤独といった社会問題も防げる。共生社会づくりを地域から実践したい」と前を向く。

 ○…第9区自治会の副会長や地元の小学生サッカーチーム会長も務める。「PTA会長を引き受けたことも。大変だけど、結果的には人とのつながりができますから」と快活に笑う。休日はサッカーチームの練習を見守るのがルーティンで、「よその子でも、子どもたちの成長を感じられるのが何よりもうれしい」と、思わず目尻が下がった。

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