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公開日:2018.04.07
石塚夕貴さんが銀メダル
JOC 10歳以下50m背泳ぎで
ジュニア最高峰の大会「全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」で、神奈中スイミング小田原に所属する石塚夕貴さん(酒匂小5年)が10歳以下50m背泳ぎで2位に入った。2度目のJOCで、初のメダルを獲得した。
背泳ぎのほか50mバタフライ、自由形の個人3種目とチームメイト共に200mフリーリレーにエントリーした石塚さん。初日は背泳ぎ以外の3レースが重なるハードな日程で、前日緊張と興奮から眠れず、「寝不足で全然集中できず」泳ぎにキレがなかったという。タイムを伸ばせずに3種目すべて予選落ち。ホテルに帰り一度リセットしたことで「ようやく冷静になれた」。
敗戦から一夜明け、迎えた背泳ぎ。これまできれいなアーチを描くスタートが出来なかったが、この日予選レースは「理想の形で決まった」。スピードにのって31秒90をマーク。自己ベストを更新し全体の2位で決勝へ進んだ。「悩むと泳ぎに影響するタイプ。あれこれ考えないように気を配った」。普段レース前に積極的にアドバイスしないという鬼澤智拡コーチは、あえて「考えるな」と寄り添い、声をかけた。雑念を振り払った石塚さんは「泳ぎ方のアドバイスは直前に思い出し、冷静に泳げた」。予選で大会新を出したライバルの園部ゆあらさん(埼玉)と隣のコースに入り「離されてもいい、食らいつこう」と、会心の泳ぎを披露。予選からさらに0秒27上げ、再度自己ベストを塗り替えて銀メダルを手中に収めた。
初の表彰台は緊張のあまり「何も覚えていない」というが、青森に住む祖母に吉報を届け「今度メダルを持ってきてと言われた」と、はにかむ石塚さん。ライブ配信でレースを観戦、応援してくれた人の多さに驚き「皆が力をくれた。感謝しかない」と笑顔をみせた。
小田原スイミング加藤さんは6位入賞
小田原スイミングクラブの加藤紗季さん(中村小5年)が200m個人メドレーで6位に入賞した。「納得していない、悔しい気持ちの方が大きい」と振り返る。
自身初の決勝進出で「予選よりも緊張してしまった」というがレース前にライバルにかけられた「紗季には負けたくない」という言葉で一気に闘争心に火が付いた。決勝の最後のターンでライバルが視界に入ると、そこからさらにスピードアップ。「最後に振り切れたことがうれしい」と笑みを浮かべた。「決勝に進んだら家族にディズニーランドに連れてってと約束しているから楽しみ」と微笑むもすでに夏の全国大会を見据え、練習をスタートしている。4月からはクラスが上がり、練習量も増えた。今大会で課題としてあがった「ターンした後の手足の使い方」をさらに強化中。「速くなりたい」。その一心で次こそ、表彰台を目指す。
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