小田原フラワーガーデン 独自の園芸法で花数倍増 小さなバラ園の挑戦

社会

掲載号:2019年6月15日号

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バラの手入れをする造園師の柏木さん
バラの手入れをする造園師の柏木さん

 毎年22万人以上の来園者でにぎわう小田原市久野の「小田原フラワーガーデン」(田代博美園長)。施設内のバラ園を「見栄えをよくし、来場者を喜ばせよう」と手入れに奮闘している。

 同園は1995年に小田原市が開園し、2011年から西武造園株式会社を代表企業とする小田原フラワーガーデンパートナーズが指定管理者となり運営。「トロピカルドーム温室」を中心に四季折々の花が楽しめる公園となっている。

 施設内のバラ園は、広さ1600平方メートルほどで植栽するバラは約150品種・350株。近隣の約1300品種を植栽する「花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン」(平塚市)と比べ、10分の1の規模にも満たない小さな園だ。「広さには恵まれていないが、せめて花をもっと咲かせることができるのでは」。そう考えた同園は、元東京農業大学グリーンアカデミー講師で、日本梅の会の会長の大坪孝之さんなどに指導を仰ぎ、バラの「誘引」を06年から開始した。

 「誘引」とは枝を曲げて形をつくる園芸法。バラは「木立性」と「つる性」があり、通常はつる性に適用されるが同園では「株に日光が均等に当たるなど木立性にも利点はある」と、支柱を使った誘引による育成を選択。3年以上の月日をかけて通常の3〜4倍の花数をつけることに成功した。

 バラ園を管理する造園師の柏木孝太さん(30)は「350株と数は少ないが、1000株規模と同等、それ以上の花のボリュームがあるはず」と話す。一般向けの園芸教室で指導するほか、昨年からは、結婚式前撮りのロケーション撮影などイベントにも活用を始めている。田代園長は「温室ともども、バラ園をさらに充実させ、足を運びたくなる施設にしていきたい」と語った。

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