湯河原町真鶴町衛生組合 最終処分場が完成 県内初のクローズ型

社会

掲載号:2019年7月13日号

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処分場外観(上)と内部(左下)・竣工式であいさつする冨田組合長(右下)
処分場外観(上)と内部(左下)・竣工式であいさつする冨田組合長(右下)

 湯河原町吉浜に再整備工事が進められていた「湯河原町真鶴町衛生組合一般廃棄物最終処分場」がこのほど完成し、7月8日に関係者らを招いた竣工式および内覧会が行われた。

 新たに完成した施設は幅約60mの大型屋根がかかるクローズ型。雨や地下水に有害物質等が溶け出しにくく、安全と環境に配慮された建物になっている。埋立容量は7万7350㎥。40〜50年間は利用出来る見込みだ。再生工事費は約48億円。

 かつて同じ場所にあった処分場は屋外型で、1987年に完成。操業開始から24年が経過した2011年、容量をかさ上げするために地質調査をしたところ、環境基準(1リットルあたり0・003㎎以下)を超えるカドミウムを検出。延命化を考えていたが操業を停止し、同じ場所に新しい処分場を設置することが決まった。

 13年度の1年間、約32億円の費用をかけて掘削・撤去・運搬作業が行われ、15年11月に新処分場の工事着工、今年3月に完成した。4月から試験的に焼却灰の埋立を始めており、近々本格的に操業する。

 式典で冨田幸宏組合長は関係者に感謝の言葉を述べた後、完成に至るまでの経緯などを説明。「次世代の人たちにも胸を張れる施設ができた。50年、60年先の存続を目指したい」と話した。工事請負業者を代表して言葉を述べた(株)竹中土木の竹中康一取締役社長は、「既存の建物を撤去し、そこに新しいものを造るのは前例がほとんどない。周辺の環境を考えた画期的な施設」と語った。
 

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