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公開日:2026.02.07
曽我の「十郎」梅酒で味わう
若手ベンチャー販売へ
小田原特産の「十郎梅」を活用したブランド商品として、地元の若手ベンチャー企業が梅酒「SOGA」を開発した。ウメの一大産地として知られる曽我梅林で収穫された十郎梅をブランデーに漬け込み、一般的な梅酒と比べて甘さを抑えた味わいが特徴という。ウェブ販売のほか、箱根エリアの旅館やホテルなどでの提供を目指して販路開拓を図る。
梅酒を販売するのは、国府津で生まれ育った善波弘志さん(32・小田原市中村原)。小田原の名産品を使った高付加価値の酒ブランド開発などを手掛ける会社「Plum Town」を、昨年6月に知人らと立ち上げた。
「西湘地域の価値を世界へ」を合言葉に、海外でも人気のある日本の酒文化と小田原の特産品を掛け合わせた梅酒の開発に着手。十郎梅は梅干し用の品種だが、モモのような香りとミカンのようなみずみずしい酸味が特徴といい、梅酒にも合うと考えた。
曽我の里農園和(なごみ)(曽我別所・川久保和美園主)が栽培する十郎梅を仕入れ、ホワイトリカーや焼酎ではなくブランデーに漬け込む製造方法にこだわる。ラベルデザインはウメをイメージし、同デザインの布に包んで高級感を演出する。
善波さんは「ブランデーに漬けることで、甘さ控えめですっきりとした味わいになった」と自信をのぞかせる。産地の曽我を商品名に冠し、小田原生まれの梅酒であることをアピールする。
ウメ栽培の文化守る
梅酒の販売を契機に、一次産業の支援に取り組むことも目的の一つだ。善波さんは開発に向けてウメ農家と接する中で、多くが高齢化や後継者不足に直面していることを知った。「ウメは毎年収量が安定せず、若い子が就農しても長続きしないという課題もある」といい、「5年後、10年後には栽培を続けられなくなる農家もあるはず」と危機感を募らせる。
将来的には放棄地となった梅園を自社農園として再生したいといい、「ウメの収穫期となる5月から6月には収穫祭を開きたい」と、梅酒販売を通して体験型のアイデアは豊富だ。「梅酒を飲んで終わりではなく、さまざまな体験を組み合わせて小田原のウメをPRし、みんなで梅園を守っていくようなコミュニティーが生まれたらいい」と善波さんは話している。
梅酒は500ミリリットル入りで7700円(税込)。「小田原梅まつり」の開催に合わせて2月7日(土)からウェブで販売を始める。詳細は同社インスタグラムで。
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