地域でユニークな活動をしている隠れた人材をゲストに招き、小田原のまちづくりを話し合う参加型ワークショップ「小田原100人カイギ」。その第5回が10月20日(日)、おだわら市民交流センターUMECOで開催される。午後5時から7時まで。今回は小田原市内在住の高校生が企画、プレゼンをする特別回。
中心となり企画したのは小田原市在住の佐藤萌々花さん(日大三島高校2年)。佐藤さんは100人カイギの実行委員の一人として第1回から運営を手伝う中で「高校生の視点で大人に伝えたいことがある」と思い立ち、クラスメイトで市内在住の加藤礼華さんと青木優果さんを誘った。
話し合いでは「自分たちの間では『死ぬ』などの言葉もライトに使う。言葉の感覚が大人と違う」、「みんな仲良くは幼稚園まで」「子どもは親に気を使っている」など、自分たちが感じてきたことを整理。さらに「話を聞いてみたい大人にも登壇してもらおう」と、ゲストの選定や出演打診も自ら行った。「ゼロから企画するのは面白いが、難しさもある。学校の勉強とは全く違う悩み」と真剣な表情の3人。
当日は、佐藤さんが「いじめはなぜなくならないのか」、加藤さんが「大人が疑問に思う高校生の言動の意味」について話す。また、ゲストには脳性まひのバイオリニスト・式町水晶さんと学校法人国際学園の前理事長・井上一さんを招く。佐藤さんは「高校生の今と未来を語り合う場になれば」と意気込みを語る。
参加費1000円(高校生以下無料)。定員80人。チケットサイト「Peatix」で購入または、FB「小田原100人カイギ」で申し込みを。