世界が憧れるまち”小田原” 意見広告 災害関連死ゼロを目指す 守屋てるひこ
9月、10月と大型台風が襲来し、我が国全体に大きな被害をもたらしました。亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。また、各地で災害復旧に当たられている方に感謝と敬意を表します。
小田原市では、床上床下浸水、停電、断水、倒木、護岸崩壊などの被害が発生しました。また、73箇所の避難所に、約7000名の方が避難されました。避難所の運営に当たられた方に心から敬意を表します。
台風19号で、箱根町では箱根登山鉄道を始め交通インフラが大きな被害を受けました。大涌谷の火山活動の沈静化を待って、秋の紅葉シーズンへ期待を膨らませていた時期だけに残念でなりません。県や近隣市町が一体となり、箱根を守り抜くことが大切と考えます。
その後、市民からは様々なご意見を伺いました。防災無線が聞こえなかった、河川近くの避難所に避難することをためらった、福祉避難所の開設情報がなかった、避難所のバリアフリー化を進めて欲しい、ぺットを受け入れる避難所が事前に知りたかった、空調衛生面など避難所の環境を改善して欲しい、避難所がバリアフリーになっていない、民間の福祉施設や商業施設への避難はできないのかなど、経験したからこそ出てくる市民の声です。
次の災害がいつ起こるかわからない状況の中で、これらの課題に対して、スピード感を持って対応し、地域防災計画を抜本的に見直す必要があります。災害関連死ゼロを目指しましょう。
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