豊島邸 宿泊施設で活用 小田急電鉄が事業者に

社会

掲載号:2020年2月8日号

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歴史的建造物の豊島邸の南側外観(上)と、内部の部屋のひとつ
歴史的建造物の豊島邸の南側外観(上)と、内部の部屋のひとつ

 小田原市は1月28日、利活用方法を募集していた日本家屋「豊島邸」(小田原市栄町)について、事業者が小田急電鉄株式会社(本社/東京都新宿区)に決定したと発表した。計画では1棟貸しの宿泊施設として今年5月のオープンを目指している。

 豊島邸は1941年頃に建築。瓦葺屋根付き門と黒板塀に囲まれた敷地には、書院風と数寄屋風の意匠を組み合わせた木造平屋建ての母屋が建ち、和風庭園も備えている。2015年に寄贈を受けた市は、18年度と19年度に、同邸を維持・保全し、地域の活性化につなげる事業者を指名型プロポーザルで募集していた。

 小田急電鉄は、「豊島邸は歴史的・文化的に価値の高い物件」と評価。宿泊施設として、国内をはじめ外国人観光客の利用も想定している。同社は1月に市と基本協定を交わし、3月完成を目指してリノベーションを実施。現状の間取りを活かす方針だという。施設名は検討中としながら、「豊島邸という名称は活かしていきたい」としている。

 市文化政策課によると、賃借料は月額20万円で庭園整備費を差し引くと市の収入は6万円。施設利用の契約期間は、公募の条件で「30年以下」としているが、4月に予定されている定期建物賃貸契約までに小田急電鉄と条件を詰めていく。

 市は「周辺地域の活性化の起点として活用されることを期待している」と話している。同社は「豊島邸の利活用に携われてうれしく思う。小田原市内には魅力あるコンテンツがたくさんあるが、観光客の滞留時間が短いという課題がある。豊島邸を拠点に、ゆっくり滞在いただき小田原の魅力を知っていただきたい」と抱負を語った。

 豊島邸は、箱根町宮ノ下で医院を開業していた故豊島牧四郎氏の元別邸で、「一月庵」とも呼ばれる。敷地面積881・21平方メートル、延床面積150・09平方メートル。

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